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<<   作成日時 : 2008/11/21 06:14   >>

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妖しのセレス を見てて天女について、調べてみた!

まず天女とは
天部に住むとされる女性のことで、天帝などに仕えているとされる女官の総称である。
人間界においては容姿端麗であることを除けば人と大きく変わるところはなく、羽衣と呼ばれる衣服で空を飛ぶとされるが、この羽衣を奪われたばかりに空に帰れなくなり、地上の男性と婚姻する話(羽衣伝説)などが伝えられている。


羽衣伝説(はごろもでんせつ)は日本各地に存在する伝説。その多くは説話として語り継がれている。
最古とされるものは風土記逸文として残っており、滋賀県伊香郡余呉町の余呉湖は近江国風土記・京都府京丹後市峰山町のものは丹後国風土記に見られる。最も有名とされているのが静岡県静岡市清水区に伝わる三保の松原。
なお天女はしばしば白鳥と同一視されており、白鳥処女説話(Swan maiden)系の類型といえる(白鳥処女説話は異類婚姻譚の類型のひとつ。日本のみならず、広くアジアや世界全体に見うけられる)。

 ストーリー


1、水源地(湖水)に白鳥が降りて水浴びし、人間の女性(以下天女)の姿を現す。
2、天女が水浴びをしている間に、天女の美しさに心を奪われたその様子を覗き見る存在(男、老人)が、天女を天に帰すまいとして、その衣服(羽衣)を隠してしまう。
3、1人の天女が飛びあがれなくなる(天に帰れなくなる)

ここから近江型と丹後型でわかれる。

近江型(一般型)
1、天に帰れなくなった天女は男と結婚し子供を残す(幸をもたらす)。
2、天女は羽衣を見つけて天上へ戻る
3、後日談(後述)

       後日談
       地域によりかなりの差異が認められる。幾つかのパターンとしては
       昇天型 :
       (基本型)羽衣を見つけた天女が、夫を捨てて天にかえってしまう。子供を一緒に連れて行く場合もある。

       難題型 :
       天女の父が難題を出す七夕伝説に連続する。焼畑農耕地帯との関連が指摘されている。山間部に多い。

       七星型 :
       北斗七星のうちの1つのぼんやりしたものが泣き暮れている天女とする。なお、日本では沖縄県(北限奄美大島)にのみ存在。世界的には東南アジア、中国南部などに存在する。

       再会型 :
       九州地方に多い。稲作農耕地帯との関連も考えられている。
夫と相思相愛になった天女が、天の父に夫を認めてもらうため、夫を助ける。
などがある。

      天に帰れなくなった天女は男と結婚し子供を残す(幸をもたらす)。がないケースもある。舞を見たいという要望があるが、夫婦にならず男の方がその場で渡してしまう。

      そのほか千葉県千葉市に伝わる羽衣伝説は、千葉氏の出自について(さらに千葉の由来について)、余呉に伝わる別の羽衣伝説では菅原道真の出自を語るなど、貴人の出生について語られている羽衣伝説もある。鳥取県中部に伝わる羽衣伝説では倉吉の地名の由来、羽衣石城主・南条氏の出自などについて語られている。

丹後型
1、天に帰れなくなった天女は老夫婦の子として引き取られる
2、天女は酒造りにたけ、老夫婦は裕福となる
3、老夫婦は自分の子ではないと言って追い出す
4、天女はさまよった末ある地に留まる(トヨウケビメ)

      トヨウケビメは、日本神話に登場する神。豊受大神宮(伊勢神宮外宮)に奉祀される豊受大神として知られている。
古事記では豊宇気毘売神、日本書紀では豊受媛神と表記される。別称、豊由宇気神、大物忌神、豊岡姫、屋船豊宇気姫命、止由気大神、止与宇可乃売神、とよひるめ 等々。


羽衣の隠し場所
穀物の貯蔵場所 :蔵、おひつ、ワラ束の中、カマド、ナガモチ
植物の植えてある場所 :畑の中、花の中、藪の中
珍しい所では、大黒柱の中というものもある。これらの隠し場所は、天女に豊穣霊あるいは穀霊としての側面があった為と考えられる。


関連する存在
飛天は仏教美術にしばしば登場する「空を飛ぶ人物」で、特に女性形の者は天女と同一視される。
インド方面を起源とする説と、オリエント・ペルシャに起源を求める説があるが、後者のほうは元々、有翼人種(亜人ないし精霊の一種)として描かれていたと推測されている。
これが西洋方面に伝播する過程で天使に、東洋方面に伝播する過程で飛天から天女へと変化していったと目されている。
インドの精霊キンナラは男性形が馬頭人身の姿をしているが、女性形のキンナリーは天女としてのイメージを持つ。
またインド神話では天女は神格を持つ存在の一種であり、アプサラスなども天女の一種に分類される。ただアプサラスはニュンペー(ニンフ:水の精霊)とも同一視される。
イスラム教ではフーリーが天女と同一視される。フーリーは永遠の処女であり、敬虔なイスラム教徒は死後にイスラムに於ける天国世界で彼女らの歓待を受けるとされている。
余禄とはなるが、北欧神話におけるワルキューレも、主神オーディンの命を受け、戦って死んだ勇者を天界(ヴァルハラ)に導く存在であり、ある意味では他の文化圏における天女に近しいイメージがあるが、北欧神話の観点ではあまり関連付けては扱われない。

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